絶品ミルク出しコーヒーの作り方

今回は話題の[ミルク出しコーヒー]別名[牛乳出しコーヒー]を家庭で出来る範囲で最高級のものを作ってみようと思います。
お手頃に楽しむ回はこちらから。
絶品ミルク出しコーヒー
レシピ 出来上がり約500ml
仕込み時間1分 浸漬時間12時間
用意するもの
コーヒー豆 MAGIC LATTE 細挽き 35g
水出しコーヒーパック
牛乳 タカナシ低温殺菌牛乳 500ml
和三盆糖 20g
深煎り編ではお手頃コーヒー豆とコンビニ牛乳、市販のガムシロップで作ったところ、想像以上のクオリティだったので、[素材に拘ったらもっと美味しくなるのでは?]というのが今回のテーマです。
コーヒー豆はプレジャーコーヒーで最もミルクとの相性に特化してブレンドされたMAGIC LATTEを使用します。
こちらはコーヒーに負けない苦味ではなく、ミルクとの調和をテーマに配合·焙煎しております。
カフェラテやカプチーノでは抜群の相性で、ミルクの甘さが引き立ちます。
その牛乳も今回使用するのは[タカナシ低温殺菌牛乳]を使用します。
味わいの評判は明治の美味しい牛乳のほうが良かったのですが、容量が900mlなので500mlで作ると微妙に余ってしまうのと、低温殺菌牛乳は賞味期限が短く、一般的な牛乳が[美味しく飲める期間である賞味期限]が記載されているのに対して、低温殺菌牛乳は[この日までに使いきってください]という消費期限で記載されています。
その分高温で殺菌する一般的な牛乳より生乳本来の味わいが楽しめるという製法です。
せっかくなので今回はこちらの低温殺菌牛乳で使用します。
とはいえ明治の美味しい牛乳や、森永の美味しい牛乳が一般的に高評価なのでオススメです。
それでは作っていきましょう。
準備は1分で終わります! この手軽さが良いですよね。
①牛乳500mlに対して35gのコーヒーパックを投入
②ラップをして冷蔵庫で12時間置いて完成!
今回は中煎りの豆なのですが、深煎り豆よりコーヒー色がしっかり出てますね。
前回はヒートシーラーの要らない市販の水出しコーヒーパックに対して、今回は業務用の水出しコーヒーパックを使ったからか·· 個人的には今回のほうが美味しそうな色あいになってます。
そして今回は甘味料としてこちらの和三盆糖を使います!
高級なお菓子によく使われる和三盆糖は竹糖と呼ばれる品種を使い、糖蜜と呼ばれる成分を普通の白砂糖は全て取り除くのに対して、和三盆糖はあえて完全には取り除きません。
程よく糖蜜を残すことによってまろやかな風味が出るとのことです。
あれ?なんか聞いたことあるような話ですが、これはまさにコーヒーの[ハニー製法]ではないですか!
ハニー製法は収穫したコーヒーチェリーの果肉だけ取り除き、本来取り除かれることが多いミューシレージと呼ばれる粘液質をあえて残したまま乾燥させる製法です。
このミューシレージをどのくらい残すかで[レッドハニー]とか[イエローハニー]とか分類されます。 コーヒーも砂糖も奥が深い··!
ということでこちらの希少な和三盆糖を20g加えます。
和三盆糖はグラニュー糖のようにザラザラしていないので、冷たいコーヒー牛乳の中でもしっかり溶けます。 最初はお好みの甘さになるまで少しずつ加えていくほうが良いかもですね。
氷の入ったグラスに入れて完成!
お味のほうはまさに絶品です。 柔らかな口当たりの牛乳にコーヒー感が溶け込み、和三盆糖の上品な甘さが際立ちます。 最近流行りの○○珈琲店とかで頼んだら700円~800円はしそうです。
自宅で作るとどのくらいで出来るか計算してみると、
コーヒー豆 MAGIC LATTE35g→約120円
牛乳 タカナシ低温殺菌牛乳500ml→約130円
和三盆糖20g→約50円
水出しコーヒーパック→約10円
トータルで約310円くらいですね! 氷を使うので一般的なコーヒーカップだと約4杯分なので1杯あたり60円弱ですかね。
コンビニの小さいサイズのアイスコーヒーカップだったら約180mlなので、氷を加えれば約3杯分なので1杯あたり100円弱。
ちなみに前回のお手頃方式だと500mlで約210円なのでコーヒーカップ1杯分で50円弱。 意外に10円くらいしか変わらないですね。。
毎日500ml作るなら月間でまぁまぁな差になりそうですが、特別な日のコーヒーだったり、コーヒーが飲めないご友人、ご家族に振る舞ったりするならぜひこちらの絶品牛乳出しコーヒーをオススメします!