ECAM23120 マグニフィカS 温度設定編
本日はデロンギECAM23120BNの温度設定についてお届けします。
ユーザーの声を聞いていると大多数の方が温度設定を利用していない印象があるのですが、味わいはガラッと変わるのでぜひ知って頂きたい項目です。
説明書に書いてある通りなのですが、湯温は簡単に変更が可能です。
まずは電源が切れている状態でエスプレッソの1杯抽出ボタンを5秒くらい長押しします。
まずは初期値であるこの画面が出てくると思います。
アイコン自体に意味はなく、2個付いてるから「レベル2」という感じです。
この状態で先程長押ししたエスプレッソの1杯ボタンで変更が可能です。
一つ押してレベル3
さらに1回押してレベル4
もう一回押すとレベル1に戻ります。
それでは今回はレベル3に変更してみますので、3つアイコンが表示されている状態でレギュラーコーヒーの1杯ボタンを押して設定変更完了です!
各レベルがどのくらいの湯温なのか正確に公表はされていないのですが、
おそらく80℃~90℃くらいの抽出温度で設定出来るのではと思われます。(抽出温度なので出来上がりのコーヒーの温度ではありません)
また、連続で使用する場合は抽出温度は上がってしまうので、安定した湯温でお飲み頂く場合は抽出後一分くらい空けると良いでしょう。
味わいの変化は抽出温度が高ければ高いほどしっかりとした味わい。苦味成分を中心にコーヒーの成分が全体的に引き出せます。
ただし雑味など好ましくない成分も引き出してしまうので、使用しているコーヒー豆があまり品質がよろしくない場合は味も損ねてしまう可能性が高いです。
逆に湯温を低くした場合は全体的にまろやかな味わいとなり、とくに苦味成分が強く出る深煎りのコーヒーにはピッタリです。
高温時に比べて味が物足りなく感じてしまう場合もあるので、コスト的に許せば通常より多めに豆を使用して少し低めの温度(レベル1かレベル2)での抽出が個人的に一番旨味成分が取り出せるイメージがあります。
もちろんコーヒー豆によって相性というものもあるので、一杯ごとに湯温を変更するのは現実的ではありませんが、新しく買ってみたコーヒー豆がどうも好みに合わない!ということがありましたらぜひ湯温調整も試してみてください☆