プレジャーコーヒーは新鮮で美味しいコーヒー豆をお手頃な価格でご提供いたします!

全自動エスプレッソマシンの種類

コンテンツ画像

今回は2021年8月現在で家庭用として国内で手に入る全自動エスプレッソマシンのメーカーを紹介します。

味やデザインについては主観が入る為、価格帯やメーカーサポートを中心に紹介していきます。

 

De'longhi デロンギ

 

https://barista.delonghi.co.jp/

 

 

1902年にイタリアで設立され、1995年に日本法人が設立されました。

 

全自動タイプのコーヒーマシンは意外と最近の2003年に初めて発売され、完全に後追いではあったもののわずか数年で競合他社を抜き去り、現在では日本を含め世界46か国でコーヒーメーカーの売上No.1を記録しております。

 

家庭用の全自動エスプレッソマシンに限れば国内でのシェアは90%を超えており一強の状態です。

 

後述する他メーカーとの違いは唯一の日本法人である為、国内でのサポートが充実しており、修理はもちろんパーツの購入もオンラインショップで可能。

製品の価格帯もエントリーモデルからフルスペックモデルまで幅広く揃えており、選択肢がとても多いのもポイントです。

 

 維持費は石灰除去に必要な除石灰剤の購入くらいで、年間1,000杯ペースで使っていても1年で3000円前後である為、マシンさえ手に入れてしまえばかなりのコーヒー代を節約できるはずです。

※2020年発売のモデルからウォーターフィルターが標準装備されている為、こちらを二ヶ月に一度交換するとなかなかの金額となってしまいますが。。

 

新商品もここ10年毎年新しい機種を発売しており、日本向けの機能も開発され組み込まれていたりと、現状では価格帯から見てもほぼ一択と言ってよいでしょう。

 

製品のラインナップ  10種

価格帯        ¥59,800~¥217,800

維持費 (1日4杯使用) 約3,000円

          

GAGGIA ガジア

 

http://www.gaggia.jp/products/

 

 

1947年にイタリアで設立。 現在私たちが目にするクレマのあるエスプレッソはGAGGIAの設立者アキーレ・ガジアが生みの親とされています。

 

2018年に日本に初上陸。 現在は国内総代理店としてフジ産業という会社がサポートや修理を行っております。

 

価格帯はエントリーモデルの一機種だけ5万円代がありますが、家電量販店ではこちらのモデルだけは取り扱いが無く、店頭では約9万円~のマシンが中心となります。

 

消耗品等の販路が限られていたのが非常にネックでしたが、2021年にフジ産業のオンラインショップ開設により手に入れやすくなりました。 

 

製品自体は当然悪くはないのですが、デロンギの同価格帯のマシンと比べるとスペック的には若干見劣りし、維持費もメーカーの指定通りの消耗品を使用していけばデロンギの約10倍となってしまいますので、現状では販売は大きく伸びてないと思われます。

 

製品のラインナップ  6種

価格帯        ¥59,950~¥272,800

維持費 (1日4杯使用) 約30,000~40,000円  

 

JURA ユーラ

 

https://www.brewmatic.co.jp/JURA/products/

 

 

1931年にスイスで設立され、現在はエスプレッソマシンが売り上げの大部分を占めており、ブランドアンバサダーにテニスでお馴染みのロジャー・フェデラー氏を迎えており、2019年のデータでは世界第3位の市場シェアを誇っています。

(1位はデロンギ 2位はグループセブ)

 

世界中にファンの多いJURA社ですが、基本的に低価格帯のマシンは販売しておらず、GAGGIAと同様の維持費も掛かる為、日本でも家電量販店でのデモンストレーションも積極的に行っておりましたが、現在は減少傾向にあるようです。

 

製品のラインナップ  3種

価格帯        ¥149,600~¥435,600
維持費 (1日4杯使用) 約30,000~40,000円  

 

 

番外編

 

SAECO サエコ

 http://saeco.jpn.com/

 

 

家庭用の全自動エスプレッソマシンと言えば忘れてはならないのがSAECOであり、一時期は[デロンギか、サエコか?]という論争も白熱し、日本国内では2大巨頭のような存在でしたが、SAECO社は2011年に日本法人を解散し、2017年に国内での販売を停止してしまいました。

 

現在は同グループの前述のGAGGIAが引き継ぐ形となっており、中古市場では辛うじて手に入れることは可能ですが、よっぽどのこだわりが無ければデロンギ社等のマシンを選ぶのが無難でしょう。

 

まとめ

 

今回ご紹介したデロンギ・ガジア・ユーラが全自動エスプレッソマシン選びの候補に挙がってくるかなとは思いますが、私個人の意見としては現状では価格帯とユーザーの多さ、スペック的にもデロンギ一択ではないかと思います。