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デロンギ ECAM22020 マグニフィカスタートの初期設定

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今回は2023年11月15日に発売されたデロンギの新型全自動コーヒーマシンECAM22020の初期設定を解説します。

 

こちらのECAM22020 マグニフィカスタートは2013年頃から発売されて10年間ベストセラーを誇った名機ECAM23120の後継機となります。

 

主な変更点は

 

[スペシャルティ]機能の追加(ロングコーヒーモードと差し替え)

 

ボタン操作からタッチ操作への変更

 

ウォーターフィルターの標準装備

 

この3点がスペック上変わった部分と言えますが、他にもカタログ等にも載っていない ホッパー部分の変更 スチームノズルの形状変更 起動時の内部洗浄の変更など細かなところに違いが見られます。

  

こちらのブログではECAM22020 マグニフィカスタートを使いこなす為の参考としてお役に立てれば幸いです。

 

 

 

 

開梱するとこんな感じです。 今回は白のマシンですが黒もあります。

 

最初に水タンクと抽出ユニットは実際口に入る部分なので軽く洗っておいたほうが良いと思います。

 

ちなみに抽出ユニットは動きを良くするグリスが塗ってあるので最初はヌルヌルする部分が気になると思いますが、口に入れても平気な食品機械用のグリスなので落とす必要はありません。 

 

それではまずは空気抜きという作業を行います。

 

 

説明書見ながらやれば誰でも簡単に行えます。

 

動画観る必要は全くありませんが、最初は初見殺しの大きな音が出るのと、このくらい時間が掛かるというのは知っておくと吉です。

 

 

それでは次にウォーターフィルターの設定を行います。

 

 

こちらも説明書を見ながらやればバッチリです。

 

ウォーターフィルターを軽く水洗いした後水に十秒以上沈めてから水タンクに取り付けます。

 

 

 

こちらの動画も観る必要はありませんが、500ml近くの水が出るので大きめの容器を用意しましょう。

 

 

これでコーヒーを淹れる準備は万端です。 後は水硬度設定というのもあるのですが、こちらは基本日本のお水は軟水なのと、今回は軟水化処理してくれるウォーターフィルターを装着しているので初期設定のLv1で大丈夫なので省略します。

 

全自動コーヒーマシンでは豆量・粒度・お湯の温度設定で味わいを変えることが出来ますが、その中で最も味わいに変化を与えるグラインダーの粒度設定を行います。

 

初期設定は5番の粒度になっており、まずはこちらでエスプレッソを抽出してみます。

 

今回使用するコーヒー豆はこちらの ラテアートブレンド STANDARD 

です。 ロブスタ20%配合でクレマの出やすいお手頃なブレンドです。

 

 

 

初期設定の5番だと基本クレマは出来にくいのですが、プレジャーコーヒーのコーヒー豆は受注後焙煎で最高鮮度でのお届けなのでクレマはしっかり出ます。

 

 

この状態でも飲みやすい軽やかなエスプレッソなので美味しいと思えばとくに設定を変える必要はありませんが、もう少し濃度を出す為に3番に変更します。

 

他の記事でも書いていますが、このグラインダー設定時は注意が必要で、必ずグラインダーが作動しているときに回す必要があります。 あえて大げさに書きますが豆が入っている状態の静止時に無理やり変えるとマシンに大きな負担を掛けるので、すぐにではないですがいずれ壊れます。 

 

 

変更後は必ずその設定で3杯抽出してください。 

3杯目以降から変更後の設定の味わいになるので、抽出ごとに設定を変えるというのは現実的ではなく、基本的な味の強さの変更は豆量で変更で行い、豆量MAXでも薄いと感じたり豆量MINでも濃いと感じた変更すると良いでしょう。

 

それでは3番設定にしたエスプレッソの抽出の様子を見てみましょう。

 

 

 

 

後半部分のエスプレッソの濃度にハッキリとした差が見られ、充分な濃度のエスプレッソとなりました。

 

あと数段階濃く設定できるのでさらに濃厚なエスプレッソを抽出することも出来るのですが、あまり濃くしすぎると普通のコーヒーを作るときに飲みにくくなってしまうので3番~4番設定はエスプレッソにも普通のコーヒーにも対応した中間設定というイメージで良いでしょう。

 

あとは必要に応じてお湯の温度設定、節電モードの設定も行えます。

 

とくに節電モードは初期設定はONになっており、「1秒でも早くコーヒーを作りたい!」という方は節電モードはOFFにして良いでしょう。

 

初期設定については以上となります。